日々使っているサクラエディタのマクロ機能で、
繰り返し業務を少しだけ早くする方法をご紹介します。
※役に立つかは置いておいて。
アイデアや発想を参考にしてもらえればと思います。
(日々の日報のテンプレートとして使ったりは出来そうです)
サクラエディタはVBScriptやJavaScriptを外部マクロとして実行できます。
サクラエディタの「マクロ記憶」では出来ないことも、外部マクロで書いてあげればできます。
今回は、何かを処理するのではなく、入力補助的に役に立つものをご紹介です。
作成ファイル
今回作成したファイルは以下の内容です。
一応コピペで使えるようにしています。
greet.js
Editor.InsText("お世話になっております。\n")
Editor.InsText("Solution HackのXXXです。\n")
Editor.InsText("\n")
select.js
Editor.InsText("SELECT * \n")
Editor.InsText("FROM \n")
Editor.InsText("WHERE 1 = 1 \n")
Editor.InsText("AND 1 = 1 \n")
マクロ(JavaScript)呼び出しの設定方法
設定→共通設定をクリック
「マクロ」タブを選択し、マクロ一覧から、外部マクロがあるフォルダを参照します。
「0」の行をクリックします。
続いて、
「名前」を入力。ここでは、「あいさつマクロ」としました。
「File」で実行したいJavaScriptを選択し、「設定」をクリック。
その後、「OK」をクリック。
同様に、もう一つの外部マクロも設定します。
これで、ツール→登録済みマクロに追加されます。
クリックするだけで、JavaScriptを実行できます。
私は右クリックで設定したいので、以下設定を行います。
共通設定をクリック。
「カスタムメニュー」タブを選択。
種別「外部マクロ」を選択。
機能に表示された「マクロ」を「→」で右側に表示させます。
右側がマウスで右クリックした際に表示される項目です。
では、実際に右クリックしてみます。
「あいさつマクロ」と「せれくとマクロ」が表示されました!
実行すると、挨拶文が表示されます。^^
こちらは、セレクトマクロの実行例
FROMの後ろにテーブル名を付ければ、SQLのベースが出来あがります。
そこまで重宝するものではないかもですが、あれば便利かも。
日報報告の入力補助マクロ
続いて、入力補助として、
本日の日付を含めて自動出力してくれるマクロです。
うまいこと加工すれば、便利な機能です。
前述と同様に、コピペで使えます。
日報入力.JS
var dt = new Date();
var year = dt.getFullYear();
var month = ("00" + (dt.getMonth()+1)).slice(-2);
var day = ("00" + (dt.getDate())).slice(-2);
var week = dt.getDay();
var weekString = ["日","月","火","水","木","金","土"][week];
var today = year + "年" + month + "月" + day + "日" + "(" + weekString + ")";
Editor.InsText("お疲れ様です。XXXです。\n");
Editor.InsText("本日の作業報告を致します。\n");
Editor.InsText("\n");
Editor.InsText(today + "\n");
Editor.InsText("作業A:あああああ\n");
こちらを実行すると、こんな感じ。
お疲れ様です。XXXです。
本日の作業報告を致します。
2019年04月18日(木)
作業A:あああああ
如何でしょうか?^^
他にも色々なことが出来ますので、ぜひ考えてみてください。
少しでも参考になれば、幸いです。