弊社へのお問い合わせでも多々ある未経験者からのITエンジニア転職について、
基本的な内容を含めて、まとめておこうと思います。
参考にして頂ければ、幸いです。
1.まず何がしたいのか?
ITエンジニアになろう!転職しよう!と言っても、
実際に何がしたいかによって、
学ぶべきことが違います。
そのあたりをしっかりと理解した上で、
ご自身で勉強したり、書籍を買ったり、
オンラインで学んだり、スクールに行ったりと、
最適なモノを選ぶことが最短ルートで進んでいけると思います。
細かい事を言いだすと、
キリがないので、ざっくり言うと、
A.システム(Twitterとか食べログとかアプリとか)を作りたいのか、
B.インフラ・ネットワークに関する仕事をしたいのか
初めはこの程度でOKだと思います。
A.システム(Twitterとか食べログとかアプリとか)を作りたい
A.の場合は、
一般的なプログラミングを学んでいくようになります。
で、学ぶ言語的には、
個人的にはPHPかC#かJavaがお勧めです。
その他、RubyやPythonなどもありますが、
案件情報などを見ている限り、
C#、Java、PHPあたりは案件も多い状態です。
例えば、転職した際は、
自社開発か客先作業になります。
自社開発であれば、自社で扱っている言語、
客先作業の場合は参画できるプロジェクトの言語となります。
そうなった際に、
まずスキルアップしていく上での間口は絶対に広い方が良いです。
また、スキルが付いた段階では、
案件を選べるようになってきますので、
その際も選択肢が多い言語をチョイスしておくことは良い事です。
RubyやPythonなどは、
比較的習得が容易な言語ですので、
現場で業務経験を積みプログラミングスキルを伸ばせば、
ある程度スムーズに理解できるようになります。
なので、初めから習わなくても良いと感じています。
私的には、一番おすすめなのはJavaです。
※別に他の言語でも良いですが。
理由としては、
開発ツールにEclipseを使うのですが、
このツールを使っておけば、他の開発ツールは基本対応出来ます。
C#の場合は、Visual Studio、
PHPの場合は、VS Codeなどが多いですが、
Eclipseが使えれば、上記ツールは余裕で順応出来ます。
また、Javaでの学習の多くは、
Webシステム開発になりますので、
Webシステムの概念(MVCモデル)にも自然と触れることになります。
Webの概念を初めに持っておいた方が、
スムーズに進めると思うので、Javaでの経験を積むことは良いでしょう。
こちらは、あくまでも私的な考えなので、
他の言語でも問題はないと思います。
また、補足ですが、
Javaは大規模システムで使用されており、大企業のシステムはJavaが多いです。
客先常駐となった場合などは、大企業に行く事も多く、
保守的な企業体質になり易い大企業では、Javaで作ったシステムを別言語でリプレイスする可能性は少ないです。
そのため、Javaシステムの保守や機能追加などは、往々にして残っていくと考えられます。
要は、5年くらい先なら、Java案件も沢山ある可能性が非常に高いですよ。
ということです。
B.インフラ・ネットワークに関する仕事をしたい
B.の場合は、
プログラミングではなく、
Shellを勉強していくことになります。
WindowsPCの場合は、
コマンドプロンプト(cmd)という黒い画面で、
コマンドを打ち、操作を行う事が出来ますので、
こういったトコロを勉強していくと良いです。
基本的に、インフラ寄りの方は、
LPICなどの試験を受験して、
レベルを上げていく方が多いようです。
・自己学習をするなら
私がしっかりと学んでもらいたいのが、「SQL」です。
スクールなどは、フレームワークに頼ってSQL全くやらない所もあります。
「それは、ちょっと・・・」と個人的に思いますが、カリキュラム的に仕方ありません。
SQLは本当に大事なので、
オンラインでも良いですし、
書籍のSQL入門などでも良いので、
ぜひ、ご自身で学んでみてください。
ドットインストールのMySQL入門は無料で学べるのでお勧めです。
※MySQLはXAMPPというツールを使えば、
ご自身のPCでも自由に試すことが出来るので、勉強には持ってこいです!
以上、ざっとではありますが、
少しでも参考になれば幸いです。
株式会社Solution Hack